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ニュージーランド追記

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旅行中、ガイドさんが説明してくださる事は、なるべくメモした。
手帳に走り書きした文字は、書いた私でさえ読めない部分が有り(笑)
改めて読み返してみれば、判読不能だった内容が記憶とともに復活。

【追記】
ニュージーランドにはカカポという絶滅危惧種のオウムがいる。
移民によって持ち込まれた哺乳類によって激減。
今では確認されている個体数が百数十羽。そのすべてに名前が付けられ大切にされている。
キーサミットの登山口で、観光客に愛嬌をふりまくカカポを見かけた。餌を持っている人にばかり寄って行く現金さ(笑)かなり賢くて悪戯好きで、この国の人々から愛されている。
カカポの中でもシロッコ君は、ニュージーランドのspokesbirdとしてfacebookやtwitterで活躍している。
絶滅危惧種と言えば、タカヘもそう。やはり翼が退化した飛べない鳥で、カカポと同じ理由で絶滅危惧種になった。北島ではすでに絶滅していて、南島だけにわずかな数が生息している。テ・アナウの湖畔には巨大なタカヘの像があり、ラグビーのニュージーランド代表チーム、オールブラックスのユニフォームを着ていることもあるらしい。テ・アナウを発つ朝、公園内で飼育されているタカヘを見ることができた。人懐っこいカカポとは違い、人に見られていると、それまで食べていたとうもろこしをくわえて、さっさと隠れてしまった。


テ・アナウからミルフォードサウンドまで全長54キロのミルフォードトラックは、最も美しいハイキングコースと言われている。
一日90人に入山制限。それは人間からの汚染を自然に浄化できる人数。
今回はミルフォードサウンドグルーズへ向かうバスの窓から、その区間の景色が見えただけ。


ニュージーランドの山では、レインウエアを来た日本人のグループをジェリービーンズと呼んでいるらしい。
小柄な日本人がカラフルなウエアを着て山を歩いていると、本当にそうだろうな・・・な~んて感心している場合か(笑)そんな言われ方をしているなんて、ちょっと恥かしい。 そう意識してみれば、すれ違う外国人登山者のウエアは黒っぽい。マウントクック村の建築物も景観を損ねないよう黒っぽい色ばかりだったことを思い浮かべた。


ニュージーランドは星が綺麗に見えることでも有名。
一日目の宿泊地テカポは星空観察ツアーがあるくらい。
私達が泊まったその夜は雲が広がっていた事、翌朝の出発が早い事もあって、星空を眺めるのはあきらめた。
結局、ニュージーランド最後の夜の9時頃、オークランドのホテルの駐車場から、天の川、南十字星、ニセ十字、オリオン座のペテルギウス、シリウス、プロキオンで冬の大三角、長寿の星といわれるカノープスなどが見られた。
ホテルの駐車場は窓からの灯りや外灯で明るい上、半月が出ていたにも関わらず、星の観察ができたのは、空気が澄み切っているからかもしれない。首が痛くなるほど星空を眺めた。
by mhal1106 | 2013-03-31 17:36 | 旅行

3/18 キーサミット

ミルフォードサウンドクルーズを終えて、バスでキーサミットの登山口へ移動。
ニュージーランドの南島のグレートウォークは6つあり、今回の旅行では二つ目となるルートバーントラックを歩く。
前日までの暖かさから一転、気温が下がっている。この気温の変化は日本の三寒四温と似ているように感じる。それでも登山道沿いはケプラートラック同様、羊歯や苔に覆われ、まるで熱帯雨林。
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そんな中、時折見かけるエニシダらしき群生が不思議。ガイドさんの説明では、スコットランドから移住して来た人々が国を忘れないよう植えたというスコティッシュブルーム。

山の所々に細長い木の箱が設置されていた。それはストウトというイタチの仲間を捕獲するための罠。
かつてのニュージーランドには、哺乳類がいなかったため、ヨーロッパからの移民が、食用としてウサギを持ち込み、その繁殖力で瞬く間に増え、牧草などに被害が及ぶようになってしまった。そんなウサギを駆除するために、今度はストウトを持ち込んだ。ところが肝心のストウトは俊敏なウサギよりも、天敵となる哺乳類がいなかった為、飛ぶ必要がなく動きが鈍い鳥を次々と獲物にしてしまい、多くの種類を絶滅へと追い込んでしまった。ウサギもストウトも鳥達も哀れな話・・・。
移民の歴史には植物や動物達の運命も、深く関わっている。だからこそ、今、自然保護に真剣に取り組んでいる国なのかもしれない。ごく身近な事として感心したのは、登山道は`Keep to the track'がしっかり守られていて、踏み荒らされた跡や登山者が勝手に作った近道も無い。

ガイドさんから様々な話を聞かせてもらいながら、緩やかな登山道を3時間ほど登って、頂上へ着いた。
着いてみれば、そこはまるで日本庭園!
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まるで苔寺だ!って言ってた方も・・・(笑)
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風が強くなり益々冷たくなってきたので、足早に下山。4時間程度のハイキングだった。



テ・アナウのホテルへ戻り、三連泊の最後の夜。
翌日19日は、バスでクイーンズタウン空港へ行き、国内線でオークランドへ移動。
一日程度滞在しただけのクイーンズタウンを通過だけとは言え、再び訪れると、懐かしく感じた。
空港の本屋さんではCraig Pottonの写真集を買い、お買い物は完了。
短い滞在だったけど、ニュージーランドで過ごした思い出を、心にいっぱい詰め込んで、高松へ向かう飛行機に乗り込んだ。
by mhal1106 | 2013-03-29 21:29 | 旅行

前日のハイキングの疲れも無く、この日はフィヨルドランド国立公園のミルフォードサウンドクルーズと、
ルートバーントラックのキーサミット登頂。
国立公園内の道路を走るバスの窓から、険しくも美しい山々の眺めの連続。
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休憩を兼ねた撮影タイムを設けてもらって、やっと撮影。
バスから降りて一日中いたい所がいっぱいだった。


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ミルフォードサウンドクルーズは観光客でいっぱいだった。
港を出発してから折り返し地点まで、氷河に削られた地形や海を、甲板から眺めていた。





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入り江から出て左側へ舳先を進めればタスマニアに着くという。
大海原を眺めていると、この場所にいることが不思議に感じてくる。



正午頃、太陽は北中。
北半球に住む人間にとっては南中と言いそうな位置。
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by mhal1106 | 2013-03-28 20:15 | 旅行

3/17 ラックスモア山

ニュージーランドでjは、最も景色が良く、トラックも小屋も可能な限り整備されているコースを、グレートウォークと呼んでいる。その中のひとつケプラートラックのラックスモア山(1472m)をハイキング。

その山はテ・アナウの街からテ・アナウ湖を隔てた所に位置しているので、登山口まで歩くとしたら湖沿いのコースになり、時間的に無理ということで、ヘリで森林限界上の小屋(1100m?)まで上がった
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たった5分ほどの飛行時間。もっと乗っていたかった。

山小屋は清潔で、トイレやフロアは下足。ここから2時間ほどかけて登頂後、頂上から1時間程度で戻ってきて、お昼のお弁当を食べる予定。

この日の天気予報は雨。今にも降り出しそうな曇り空の下、二つのグループに分れて歩き始めた。
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森林限界を超えた辺りから一面に広がるタソックの群生。イネ科で穂は絶滅危惧種のタカヘという美しい鳥の好物でもある。タソックの広がる斜面は写欲をそそられた。

雨雲が迫ってきていた。
ポツリポツリと小さな雨粒が顔に落ち始めると、徐々に本降りになってきた。
カメラをザックにしまい、レインウエアの登場。
ここからは撮影を忘れて、歩くことを楽しむ・・・ことにした(笑)
視界は悪くなったけれど、ガスで周囲の景色が隠れて、ただ目の前に広がる雨に濡れたタソックの群生が幻想的。
なだらかな登山道も頂上へ近づくと急勾配の岩場になり、このトラック唯一?の難所。
予定より少し遅れて山頂へ。晴れた日は360度素晴らしい眺望とのことだけど、ガスで何にも見えない。
早々に頂上を後にして、小屋へ戻る途中、なんとも素晴らしいタソックの群生と小さな池を撮りたくてたまらなくなった。でも雨の中、ザックからカメラを出して撮る時間は無いので、脳裏に焼き付けることにした。

小屋は他の登山者も昼食中で賑やかだった。ガイドさんから暖かいコーヒーのサービス。お弁当はサンドイッチ。


再びレインウエアを着て、下山開始。
しばらく歩くと、樹林帯。
まさにロード・オブ・ザ・リングの森の中の世界。
ナンキョクブナの森は怪しげでファンタジー。
地面は羊歯や苔で覆われ、雨に潤って美しい緑の濃淡。
こんなに素晴らしい森の中を歩きながら、写真を撮ることができない無力感・・・。
また来ることは叶わないだろう。
でもこんな体験ができたのだから、日本の自然を見直すこともできる・・・はず(笑)

湖の近くまで降りて来た頃、雨が小止みになってきた。
休憩の時、カメラを出して撮ってみたけれど、時刻は17時半頃。
晴れていればニュージーランドはまだ十分な明るさだけど、この日は薄暗い雨天の森の中。手持ちで撮るのは期待できない。



期待できないながら、何とか撮れた写真(笑)
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18時過ぎ、テ・アナウ湖畔に到着。ボートが待ってくれていた。
日本のブヨのような虫、サンドフライに襲われないよう走ってボートへ飛び込む。
テ・アナウの街へ湖を横断して向かうボートから振り返りながら、先ほどまで歩いていたラックスモア山を眺めた。大半がガスに隠れていた。
by mhal1106 | 2013-03-25 16:06 | 旅行

3/16 クイーンズタウン

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3/15、フッカーバレーのハイキングの後、バスに乗ってクイーンズ・タウンへ移動。
Heartland Hotel Queenstown へチェックイン。
翌日はゆっくりめのスケジュールで、クイーンズタウンの街を散策予定。

3/16、朝8時半頃から散策に出てみると、街はまだ目覚めたばかりで清掃車が働いている。
ワカティプ湖湖畔のフリーマーケットはまだ準備中。商店街もまだ開店していない。
南東に見える小高い丘はクイーンズタウンヒル。ゴンドラに乗って上がり、ワカティプ湖を見下ろしていると、次々とパラグライダーを楽しむ人々のはしゃぐ声が、風に乗って聞こえて来た。街全体が楽しさにあふれているリゾート地。
再びゴンドラに乗って丘を降りて、街を歩く頃には、休日を楽しむ人々で溢れていた。
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商店街のアウトドアショップで「SALE!」の文字を見っけ(笑)
メリノウールの長袖Tシャツを40%オフでお買い上げ~♪ 

湖畔の出店で昼食用に白身魚のフリッターとフライドポテトを買い、ブラブラと歩いてクイーンズタウン・ガーデンズへ。途中、木陰で昼食。ボリュームがありすぎて食べきれない。

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この日はニュージーランド滞在中、一番の晴天だった。
この街、とっても楽しそう。6ヶ月か1年くらい住んでみたいと思った。


ホテルへ戻って、全員集合の後はバスに乗ってテ・アナウへ。
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クイーンズタウンに比べれば小さくてひっそりとした街だけど、アウトドアの拠点になる街。コンドミニアムやコテージらしき建物が多く見られ、旅行者もほどほどに見かけて、親しみを感じる街。
ここでも少しだけフリータイムがあり、ビジターセンターへ行ったり、スーパーマーケットでお買い物をしたり。
異国のマーケットを見るのは楽しみだったけど、お買い物ではちょっと失敗。
たくさんの種類のシリアルバーが棚に並べられていて、山の行動食用に少しだけ買ってみたのだけど、帰国後、メガネをかけてよく見てみれば、賞味期限が過ぎていた。日本ではしっかりチェックして買っているのになぁ。ナッツやドライフルーツがたっぷり入っていて、片側をチョコレートでコーティング。けっこう美味しい(笑)
by mhal1106 | 2013-03-24 16:58 | 旅行

3/15 マウントクック村

ニュージーランドの山行は日本に比べて朝が遅いという。でも滞在日数6日間程度の私達は7時15分にバスに乗って出発。
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マウントクックが見え始めた所からの眺め


2時間ほどでマウントクック村に到着。

ニュージーランドの山は入山制限されている所が多い。ハーミテージホテルから二組に分かれて、一組に一人のガイドさんの案内で、適度な距離を置いて、フッカーバレーのマウントクックが見える位置まで往復4.5キロ、高低差60m程度の緩やかなハイキング。
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振り返れば、山麓にハーミテージホテル。景観を損なわないようホテルやその他の建物は周囲に溶け込んだ目立たない黒っぽい色。素晴らしい場所ながら、ホテルは一軒だけで、民家や別荘も無い。人が住むと汚染につながるので、人工物は禁止されているという。


ガイドさんの説明では、
ここにはトイレ、自販機、売店、音楽等々、何も無いけど、その良さは環境が保たれる事です。
何も無い事を楽しんでください。




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トラックを歩いていると見慣れない植物ばかり。
深い緑の木はバスの中からもよく見かけたマタゴオリ。マオリ語で顔を引っかくという意味。マオリ族が刺青をする時に使われた。原生種で11月に小さくて白くて淡い花が咲く。

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手前の尖った葉はワイルドスパニアル。セリ科で鋭くて硬い葉先。触ると本当に驚くほど硬い。11月にブロッコリーかカリフラワーのような花が咲き、マオリ族は食用にしていた。でも名前が英語であるのは、入植して来た英国人がスペイン人を皮肉って(野蛮なスペイン野郎)と付けたらしい。
植物の名前一つにも、その国の風俗や歴史が感じられる。

ニュージーランド原生種の植物の花は白と黄色がほとんどだと聞いた。蝶より蛾の方が圧倒的に多く、夜行性の蛾に受粉を頼るため、夜でも見つけられやすい白か黄色の花になったとか。
ルピナスやジキタリスが咲いているのをよく見かけたけれど、外来種で繁殖して困るとのこと。どちらもイングリッシュガーデンを彩る花。他、ヤロウ(ノコギリソウ)、セントジョーンズワード(オトギリソウ)も見られた。人がよく来る所は外来種がはびこっている。入国の際、シューズの泥を厳しくチェックされたのも理解できる。

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写真の左側のピークはマウント・セクトン、右側はマウント・フットスツール(2764m)
懸垂氷河はハドルストーン氷河。帯状氷河のミューラ氷河は土砂に隠れて表面から見えないが、融けて流れてミルキーブルーの川が流れている。この100年間を見ても1年で30m解けている計算になるという。
この写真をもう少し先に進んで左側を向けば、マウント・オリビエ(1933m)が目の前に見える。ニュージーランドの5ドル札にもなっているNZ人ヒラリー卿が20歳の頃、初めて登って、山に目覚めたという伝説の山。
標高790mの位置から見ているので、あまり高く感じない。比較的登り易い山だとのことだけど、うっすら見えるジグザグだったり直線だったりの登山道は急坂。

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この写真は氷河独特の地形、ターミナルモレーン。氷河によって削られた岩石や土砂が土手のように堆積している。

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マウント・クックが見える地点に到着。マウント・クックの本名はマオリ語のアオラキ。
日本人ガイドさんは、日本の富士山をマウント・ペリーと名づけられたようなものだと笑っていた(笑)

この辺りの山には木が生えていない。氷河が溶けて400年程度、植物は苔から始まるため、辺りはふわふわとした手触りの良いウーリーモスに覆われていた。雨量の多い地域だけど、このところ雨が降っていなくて赤茶けていたが、湿気を帯びるとたちまち美しいグリーンに変わるらしい。
by mhal1106 | 2013-03-23 16:51 | 旅行

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3月13日、雨の中、高松空港よりニュージーランドへ出発。約11時間半後、オークランド空港へ到着。
ニュージーランドは自然保護に厳しく、アウトドア目的の私達は、入国審査で靴やストック等の泥をチェック。全員、綺麗に洗って参加したので、問題無く通過。
国内線に乗り換えてクライストチャーチへ移動。到着後、専用バスで4時間ほど揺られて、初日の宿泊地、テカポに到着したのは夕方6時頃。ホテルへ向かう途中、湖畔の‘Church of the Good Shepherd’(善き羊飼いの教会) へ。1935年、ヨーロッパから渡って来た開拓者達のために、付近の石を集めて建てられた教会。ゴシック様式の建物から現在はテカポの景色に調和する建物に建て替えられたもの。

Peppers Bluewater Resortにチェックイン。 
いよいよ明日からハイキングや観光の始まり始まり~。

ニュージーランドは日本の季節で言えば9月半ば。南島は今の松山と似たような気温。
by mhal1106 | 2013-03-22 17:04 | 旅行